「Left alone」
”Wheres the lone?”という出だしの歌で、
「本当の愛は、どこにあるの?
家と呼べる所は、どこにあるの?
人は、一人ぼっちで死んでいく悲しい生き物
悲しくてさまよい歩く私
みんな私を傷つけて、そして、去っていくのよね」
という、なんとも悲しいsong。
確かに一つの恋が終わったりした時、
自分が思いっ切り悲劇の主人公になったりする。
それも、自分では終わろうと思わなかった恋だったりすると、
なおさらでしょう。
この曲は、マリーンが歌っているのを聴き、
レパートリーに入れようと思ったのですが、
そう思った時から歌えるようになるまで、半年かかってしまったのです。
・・・と、いうのは、曲に出会った時は、まさに人は一人ぼっち・・・!
とたそがれていたのですが、歌える頃には気持ちが変わってしまったのです。
結構自分のことを心配してくれる人もいるし、
人生もそうそう悪くない。
そう、どちらかというと楽しいかも・・・
と、そう思えてくると、この曲は、そうそう歌える心境にもっていけないのです。
そんなわけで、感情移入が難しくなってしまった・・・のです。
これが歌い手の難しさと面白さ・・・かも・・・
ちなみに詞は、有名なBillie Holiday、
曲は、Mal Waldronです。